昼寝をしたら懐かしい彼が隣で笑っていた。
茶色がかった柔らかい髪が風に揺れている。
笑うと左頬にだけえくぼが出来る。
目の横の皺さえも愛おしい。

思い出はいつもその時に最もキレイな部分だけを残してくれる。
それ以外の欠片は凄まじい速さで削ぎ落とされて行くようだ。

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