今ならきっと素直な文章が書けそうで。
2007年8月7日 日常jちゃんが土・日と泊まりに来ていた
彼女は料理が出来ない私の為に
自作のノートにレシピを書いて持ってきてくれた
何種類かの料理とお菓子のレシピ
これら全ての味や見かけを私が知っていたのは
彼女が大学時代から趣味でお菓子を作っては持ってきてくれたり
彼女の家に泊まった日に作ってくれた絶品の料理達が
全て事細かに材料・分量から完成時まで書いてあるからだった
暑い夜でさすがに女同士手を繋いで眠ることはなかったけれど
その世も私達はたくさんの話をした後に安らかな気持ちで眠りについた
穏やかな夜
穏やかな吐息
初めて彼に会った時私は何て冴えない人なんだろうと思った
背も大きくないし別にオシャレじゃないし
3人の中で私を結婚相手に選んだ瞬間も別に何も感じなかったし
酔った頭を私の肩に置いて「寂しいんだ」と発した瞬間も
「へー」という感じで受け流すことが出来た
それから彼のイベントにちょくちょく顔を出したり
メールをしたり病院で偶然に会ったり
夜中に馬鹿みたいに笑いあう電話を何回かしたりしていた
でもそれだけだったそれだけの関係それだけの依存
彼の知り合いの飲み屋で夜中まで飲んだあの日
彼が私をきっとこれから好きにはならないだろうという方向に
切り捨てた瞬間から私は彼を好きになったのかもしれない
と今考えてみれば思えるが真実は闇の中に深く潜ったままだ
彼が必要かと問われれば解らない
彼の代わりは誰にでも出来るのかもしれないし
これから一生会わなければ自然と移ろう季節のように
今まで過ぎ去って行った数々の男達のように忘れることが出来るだろう
直子と渡辺と緑と渡辺と直子
今日も雪と会う
雪は今日も私に優しい
私を傷つけようとしない男は新種に近い ように思う
別に会いたくて会ってるのではない
仕事柄会わずにはいられない関係にあるから会っているのだ
雪はいつも「冷たいなー」と寂しそうに話す
私はいつも「甘やかさないようにしてるんです」と線を引く
想いを伝えないで欲しいから距離を取る
特別な優しさが胸に刺さるのを直に感じることが出来る
雪のことを好きになれたら私は幸せを得ることが出来るだろうか
出来るだろうか出来るだろうか出来るだろうか
雪に問う「近い未来にプログラマーの数は三分の一になるの?」
雪は答える「そうだよ。今よりもプログラムを組むことが単純で簡単になるから
そうしたら必然的に起こることでしょ?」
私は問う「あたしのことが好き?」
雪は答えない「好きだよ」
鼠男ねじまき鳥僕
ねぇ私あなたが好きよ?
今日はあなたのことを325回考えたわ
あなたと見た海や二匹の犬や観覧車や霧の空を思い出したわ
解る?あたしって馬鹿よね
笑っちゃうわね
でも今とっても心が穏やかよ
彼女は料理が出来ない私の為に
自作のノートにレシピを書いて持ってきてくれた
何種類かの料理とお菓子のレシピ
これら全ての味や見かけを私が知っていたのは
彼女が大学時代から趣味でお菓子を作っては持ってきてくれたり
彼女の家に泊まった日に作ってくれた絶品の料理達が
全て事細かに材料・分量から完成時まで書いてあるからだった
暑い夜でさすがに女同士手を繋いで眠ることはなかったけれど
その世も私達はたくさんの話をした後に安らかな気持ちで眠りについた
穏やかな夜
穏やかな吐息
初めて彼に会った時私は何て冴えない人なんだろうと思った
背も大きくないし別にオシャレじゃないし
3人の中で私を結婚相手に選んだ瞬間も別に何も感じなかったし
酔った頭を私の肩に置いて「寂しいんだ」と発した瞬間も
「へー」という感じで受け流すことが出来た
それから彼のイベントにちょくちょく顔を出したり
メールをしたり病院で偶然に会ったり
夜中に馬鹿みたいに笑いあう電話を何回かしたりしていた
でもそれだけだったそれだけの関係それだけの依存
彼の知り合いの飲み屋で夜中まで飲んだあの日
彼が私をきっとこれから好きにはならないだろうという方向に
切り捨てた瞬間から私は彼を好きになったのかもしれない
と今考えてみれば思えるが真実は闇の中に深く潜ったままだ
彼が必要かと問われれば解らない
彼の代わりは誰にでも出来るのかもしれないし
これから一生会わなければ自然と移ろう季節のように
今まで過ぎ去って行った数々の男達のように忘れることが出来るだろう
直子と渡辺と緑と渡辺と直子
今日も雪と会う
雪は今日も私に優しい
私を傷つけようとしない男は新種に近い ように思う
別に会いたくて会ってるのではない
仕事柄会わずにはいられない関係にあるから会っているのだ
雪はいつも「冷たいなー」と寂しそうに話す
私はいつも「甘やかさないようにしてるんです」と線を引く
想いを伝えないで欲しいから距離を取る
特別な優しさが胸に刺さるのを直に感じることが出来る
雪のことを好きになれたら私は幸せを得ることが出来るだろうか
出来るだろうか出来るだろうか出来るだろうか
雪に問う「近い未来にプログラマーの数は三分の一になるの?」
雪は答える「そうだよ。今よりもプログラムを組むことが単純で簡単になるから
そうしたら必然的に起こることでしょ?」
私は問う「あたしのことが好き?」
雪は答えない「好きだよ」
鼠男ねじまき鳥僕
ねぇ私あなたが好きよ?
今日はあなたのことを325回考えたわ
あなたと見た海や二匹の犬や観覧車や霧の空を思い出したわ
解る?あたしって馬鹿よね
笑っちゃうわね
でも今とっても心が穏やかよ
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