本当はユキと遊ぶはずが、
風邪をひいたらしく、
鼻声で電話してきたので、
「あーいたーいー。」とだだをこねる彼を、
「風邪が治るまでだめ!」と母親のように、
厳しく突き放し、
一日ベッドで寝てるように言い聞かせた。

付き合いたての頃、
同じようなことがあった時は、
会えない寂しさと、
せっかく作ったお弁当が食べてもらえない悲しさで、
電話越しに泣いて泣いてユキを困らせたっけ。
懐かしー。

あまり会わなくても、
どこかで繋がっている安心感は、
他の何にも変えられない、
ふたりの財産だ。

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